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コルキットは自分で作る手作り天体望遠鏡

コルキットとは、オルビイス(株)が販売している商品、手作り望遠鏡工作キットのシリーズです。 いちばん人気がある商品は「スピカ」、「KT-5cm」です。

30倍と50倍の「KT-5cm」。すでにスピカを持っている人は「30倍」がオススメです。

コルキット KT-5cm は、30倍と50倍のどちらを買うべきか?


KT-5cm は、倍率「30倍」と「50倍」が販売されています。

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価格は、

・30倍(単品)が4180円
・50倍(単品)が3980円

※ここの「(単品)」天頂ミラーが付いていない、という意味です。

 

・30倍の方が50倍より価格設定が高くなっています。

 

でも、あなたが既にスピカ(35倍)を持っているのでしたら、絶対に30倍のKT-5cmがおすすめです。


新しいアイピースが手に入る。30倍のKT-5cmのアイピースは「K-20Lmm」

50倍のKT-5cmを買っても、アイピースはスピカ(35倍)と全く同じ「K-12mm」です。

一方で、

30倍のKT-5cmを買うことで、「K-20Lmm」というアイピースが新しく手に入ります。

この「K-20Lmm」が手に入れば、すでにスピカで持っている「K-12mm」を併せて使うことで、

  • KT-5cmでは、「30倍」と「50倍」
  • スピカでは、「21倍」と「35倍」

というように、KT-5cmとスピカ、それぞれで違った倍率を楽しむことが出来ます。

 

倍率を低くすると良いことがある。

KT-5cmを、「30倍」で使うと、50倍の時と比べると天体の像がより安定します。
星の導入(星を望遠鏡でとらえること)もスムーズです。

 

また、スピカを倍率21倍に倍率を下げれば、「すばる(M45星団)」を見ることができます。すばるを見るには広い視界が必要なので、倍率を下げた方が全体が見えるのです。35倍だと狭い範囲しか見えません。21倍がおすすめです。


結論、スピカ(35倍)を持っている人は、「30倍」のKT-5cm を買いましょう。

スピカを既に持っている人が、グレードアップさせるために、KT-5cmを買う場合、すでに持っているK-12mm接眼レンズとの違いを楽しむために、「30倍」のKT-5cmを買って、お得に「K-20Lmm」の接眼レンズを手に入れましょう。